@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00000876, author = {山名, 裕子 and 杉村, 伸一郎 and YAMANA, Yuko and SUGIMURA, Shinichiro}, issue = {28}, journal = {教育実践研究紀要}, month = {Apr}, note = {本研究では,算数教育の指導における指計算(指を利用して計算すること)の効用と問題点を明らかにするために,現職の小学校教師2名にインタビューを(研究1),6名に探索的な質問紙調査を(研究2)実施した.最近の指導要領には,指の利用に関する子どもへの指導についてはあまり触れられていないが,実際には指を利用している子どもが多いことも明らかになった.また,足し算を教える際の指の利用とその指導については,これまでにも賛否両論があったが,調査からも様々意見がみられた.小学校の1年生から3年生までの間に指を使わないで計算できるようになって欲しいと思う教師が6名中5名おり,その理由として,だんだんできるようになれば自然に使わなくなるという意見や,指にば かり頼っていると計算のスピードが遅くなるという意見がみられた.そして,それぞれの教師が指の利用に対する指導を行っていることが明らかにされた.今後,より多くの教師を対象にして足し算等の教え方とその理由を詳細に調べるとともに,教師が指の利用を発達的にどのように考えているのかを,数概念の形成との関連や具体と抽象の間のプロセス という観点から明らかにしていく必要がある.}, pages = {145--154}, title = {指を利用して計算する子どもに対する教師の指導 --教師へのインタビューと探索的調査の結果から--}, year = {2006} }