@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00006093, author = {瀬尾, 知子 and 鈴木, 翔 and 保坂, 和貴 and 山名, 裕子 and SENOO, Tomoko and SUZUKI, Sho and HOSAKA, Kazutaka and YAMANA, Yuko}, issue = {45}, journal = {秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,幼稚園教育実習事前事後指導におけるエピソード記述の実践により,学生 の子ども理解の視点がどのように変化するのかを明らかにするために,学生のエピソード 記述から質的・量的に比較検討を行った.  その結果,量的分析では,教育実習1 年目の学生のエピソード記述の「背景」では,「様 子」「一緒」という語が多く用いられる傾向があったが,教育実習2 年目では,それに代わっ て「遊び」「遊ぶ」「楽しむ」が多く用いられる傾向が示された.また質的分析においては, 教育実習1 年目と2 年目では,エピソード記述の「考察」の部分に違いがみられた.教育 実習1 年目では「保育者」としてどのような援助をすることが必要であるのかを考察して いるのに対し,教育実習2 年目では,子どもが遊びの中で何を感じているのかを理解し考 察していた.以上のように,子どもを俯瞰して見て,保育者の援助を主体に考える視点か ら,子どもと遊びを楽しみながら,子どもを尊重して子ども中心に考える視点に変化して いることが認められた.  保育者養成課程においてエピソード記述を実践することは,子どもを主体として尊重し つつ,自分の見方や見え方を理解することになっており,保育の質や保育の専門性の向上 につながる可能性が示唆された.}, pages = {105--112}, title = {エピソード記述を通した子ども理解の視点の変化 -教育実習事後指導における実践から-}, year = {2023} }