@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00006087, author = {髙橋, 茉由 and TAKAHASHI, Mayu}, issue = {45}, journal = {秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は,学習者の実態を踏まえて文学作品を教材化して行った文学教材を読むことの 授業の意義を明らかにすることを目的として,以下の2 点の方法で研究を行った.(1)教 材化及び授業構想の過程を,文学体験論を踏まえて言語化する.(2)授業における学習者 の学習過程を分析・考察する.  以上の研究から本授業の意義は,2 点あると考える.1 点目は,授業構想する過程を次 の2 つの過程で示すことができた点である.1. 学習者が普段している体験や経験によっ てつくられた優勢な信念という「学習者の実態」を授業者がみとること.2. 「学習者の実 態」と文学作品の構造との関連を,登場人物の立場に立って「理由づけ」をするという文 学体験に見出し,授業構想すること.2 点目は,上記の過程によって構想した授業におい て,一人の学習者に焦点を当てて学習過程を分析したところ,学習者は他の学習者や登場 人物の立場に立ちながら,〈ベゴ石〉の心情の「理由づけ」を行っており,その「理由づけ」 は学習者自身が意識していない経験によってつくられた信念と繋げることで,できるよう になっていたことが明らかになった点である.}, pages = {37--49}, title = {文学体験論を基にした文学教材を読むことの授業実践と学習者研究 -学習者の「理由づけ」に着目した分析と考察-}, year = {2023} }