@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00006085, author = {成田, 雅樹 and NARITA, Masaki}, issue = {45}, journal = {秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要}, month = {Mar}, note = {本論文は,「小学校国語科『書くこと』の資質・能力を育てる教科等横断的な学習に関 する研究」として採択された,科学研究費補助金助成研究(基盤研究(C)22K02538)の 1 年目(令和4 年度)の研究結果をまとめたものである.  内容は,小学校2 年生が国語科「書くこと」の学習と生活科の学習に教科等横断的に取 り組んだ授業を分析した結果である.  分析の結果明らかにできたことは主に以下の4点である. ① 教科等横断的に扱う際には,国語科の資質・能力の習得に要する言語活動の全体が, 他方の教科等に位置づけられる必要がある.「書くこと」においては,題材→収集→構 成→記述→推敲といった過程全体の言語活動が扱えることが望ましい. ② 国語科が教科等横断的な学習に必然性を持って生きるためには,他教科等と同時期に 平行して実施され,目的意識・相手意識が明確になること(プロンプトが立てられるこ と)が望ましい. ③ 「言葉による見方・考え方」は教師から与えられるのではなく,学習の目的や相手(プ ロンプト)に照らして考えたり,学習をふり返って自らの学びの過程を自覚したりして, 他者と協働して獲得することが重要である. ④ 教科等横断的な学習においては,文種が変更されることがある.この場合,変更後の 文種の学習が可能かどうか検討することと,変更前の文種の学習機会を確保することが 重要である.}, pages = {15--24}, title = {小学校国語科「書くこと」の資質・能力を育てる教科等横断的な学習に関する研究⑴}, year = {2023} }