@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00004684, author = {大澤, 弘典 and OSAWA, Hironori}, issue = {40}, journal = {東北数学教育学会年報, Journal of Tohoku Society of Mathematics Education}, month = {Mar}, note = {「折り重ね切り問題」の中学校および小学校における関数教材としての有効性を考察した。最初に,「折り重ね切り問題」にどのような関数的な関係が内在しているかを考察した。次に,それらの関数的な関係児童生徒がいかに数学的に捉えられるか,それぞれの関数的関係について吟味した。以上の考察を通して, 次の(1)~(3)ことが分かった。(1)「折り重ね切り問題」には様々な関数的な関係が内在している。また,それらの関数関係には未学習のf(n)=2ⁿ+1 等を含むが, 対応表等を注視することにより, 児童生徒はそれらの関数関係を見出しうる。(2)「折り重ね切り問題」に内在する様々な関数的な関係を数学的に捉えたり証明したりする際,深く柔軟な数学的な見方や考え方が必要となる。そこでは,数式や図を用いた表現・処理や解釈・読みなど, 豊かな数学的活動が伴う。(3)「折り重ね切り問題」の教材化は,中学校や小学校における関数指導の教材として少なからず有効であり,教員自身の数学的な活動を促進し資質を高める価値も保有する。}, pages = {85--91}, title = {「折り重ね切り問題」の教材化についての一考察}, year = {2009} }