@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00003158, author = {佐藤, 学 and 重松, 敬一 and 赤井, 利行 and 杜, 威 and 新木, 伸次 and 椎名, 美穂子}, journal = {東北数学教育学会年報, Journal of Tohoku Society of Mathematics Education}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,全ての学習者が発展的に考える算数・数学の授業を構築することができるよう,これを阻む要因を同定・分析・検討し,これに基づいて発展的に考える算数・数学の授業モデルを開発することにある。そこで,本稿では発展的に考える授業についての理解を図るため,発展的に考えることの意味について,拡張や一般化の意味での「構造的発展」に加えて,無意識的活動の状態で取り組む思惟活動に注目し,当面の問題から次の問題へと発展的に気付くことを「発見的発展」という視点について検討した。この観点から,小学校算数「箱の形」の授業実践から「構造的発展」と「発見的発展」の様相の違いを考察した。その結果,考察の対象とした授業実践には,「構造的発展」と「発見的発展」の様相は見られなかったものの,それぞれを想定することは十分可能であり重要な働きをもつこと,また,児童が発展的に考えることについての振り返りをする上で重大な働きをもつという考えに至った。}, pages = {34--44}, title = {発展的に考える授業展開の研究 : 発見的発展の視点}, volume = {48}, year = {2017} }