@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00002688, author = {三宅, 良美 and MIYAKE, Yoshimi}, journal = {秋田大学教育文化学部研究紀要. 人文科学・社会科学自然科学}, month = {Mar}, note = {オーストロネシア言語のひとつであるインドネシア語は,定冠詞などのデフィニット・マーカーがない。 一方で,人称代名詞やdemonstrative (指示語)がある。本論は,言語行動がどのように情報を伝えるかとい う問題(cf. Lembrecht 1994) をインドネシア語のテクストにおいて,登場人物を指示もしくは定義するとき の形態に焦点をあてて考察するものである。この研究によると,インドネシア語の文章の人称指示には次の 特徴がある。  一度個人が紹介された後にその人物を指示するときには, 1. その人物の名前の繰り返し 2.人物が有名人の場合には,その名前を繰り返すか,その名前にさらに指示語をつける。  3.人称代名詞を使う  この3つの方法が存在し,その頻度の高さは,1,2,3の順である。結論として,インドネシア語におい ては,人称代名詞はあまり好まれず,固有の名前の繰り返し,あるいはそれに指示語を付加した形が好まれる。}, pages = {9--13}, title = {インドネシア語における人称指示と定性}, volume = {71}, year = {2016} }