@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00002673, author = {妹尾, 春樹 and 佐藤, 充 and 今井, 克幸}, issue = {4}, journal = {呼吸}, month = {Apr}, note = {肝小葉の実質細胞と内皮細胞の間(類洞周囲腔, いわゆるディッセ腔)には, 星細胞があり, レチノール結合蛋白質に対する特異的受容体を介したエンドサイトーシスによって, ビタミンAを細胞内に取り込み, 脂質滴の形で生体のビタミンA総量の約80%を貯蔵する。必要に応じてビタミンAを血漿中に分泌し, 生体のビタミンA恒常性維持の中心的役割を果たしている。しかし, 肝硬変等の病理的条件下では, ビタミンAを失い, 形態は星型から線維芽細胞様に変化し, 活発に分裂し, 大量の細胞外マトリックスを合成, 分泌する。また, この細胞の形態, 増殖, 機能は, 細胞外マトリックスの3次元構造によって可逆的に制御される。星細胞に似た細胞は肺にもあり, 肺胞中隔細胞とも呼ばれ, 肺胞中隔内の毛細血管周囲にあって, ビタミンAを取り込み貯蔵する。肺胞中隔にはほかに線維芽細胞と, 肺胞開口部に平滑筋細胞(肺胞筋線維芽細胞)が存在する。}, pages = {604--615}, title = {肝臓星細胞と肺胞中隔細胞}, volume = {16}, year = {1997} }