@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00002159, author = {杉山, 俊博 and Sugiyama, Toshihiro}, issue = {1}, journal = {秋田医学}, month = {Apr}, note = {成人の生体には,分化度の異なる状態の幹細胞が存在しており,それらは分化系列子孫を生みだすために非常に異なる分化能を持つ多数の幹細胞が存在している。自己維持のための能力は,全ての幹細胞の基本的で共通の特徴である。大規模な自己維持能力を持つ細胞集団が,全ての幹細胞に適用される唯一の定義である。肝臓システムは,1方向性分化能を持つ肝細胞システムと多分化能を持つ非実質上皮性細胞(胆管)システムという2つの幹細胞システムで組み立てられると考えられる。肝臓腫傷の発生過程でも,これらの両方のシステムが肝臓内で腫傷形成過程で先祖細胞を提供していると思われる。本総説では,まず肝臓における幹細胞の起源およびその機能について概説し,次いで最近,我々が分離した幹細胞と非常によく似た卵形細胞についてその特徴を解説する。}, pages = {15--24}, title = {肝臓幹細胞の多分化能}, volume = {25}, year = {1998} }