@article{oai:air.repo.nii.ac.jp:00001730, author = {中村, 光江 and Nakamura, Mitsue}, issue = {1}, journal = {秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要}, month = {Mar}, note = {ドイツ連邦共和国基本法では, 信仰や良心の自由だけでなく病院等の公共施設で宗教的儀礼を行う権利や「Seelsorge (魂のケア)」を受ける権利が保証されており,ケアの提供者が医療施設に入ることが認められている.病院には礼拝堂や祈りの部屋などが確保され,「Seelsorge」 部が設けられている.専門教育を受けたスピリチュアルケアワーカーは,医療スタッフやボランティアと協同してケアを提供する.歴史的な経緯からキリスト教のチャプレンがケアワーカーになることが多いが,宗教的な経験だけでなく,人間の実存的な意味や「高次の存在」とのつながりをケアの課題として捉えている.ケアの対象は患者や家族,スタッフであり,最近はスタッフからのニーズが高い.人々の信仰の変化によって,ケアの考え方や担い手も多様化しつつある.ミュンヘン大学では医学と「Seelsorge」 が1つの領域を形成して,臨床,研究,教育に取り組んでおり,協同の効果についても検証しようとしている.}, pages = {77--83}, title = {ドイツの病院施設におけるスピリチュアルケア}, volume = {19}, year = {2011} }